側弯の方がやってはいけない悪い姿勢
「特発性側弯症は姿勢とは関係ない」と病院ではいいます。確かに、特発性のものは脊椎自体の病気なので姿勢を変えたからといってどうこうなるものではないと思います。
しかしながら、整体により見た目の姿勢がよくなり、病院での弯度測定でも度数が改善されることがある事実から考えると、純粋な特発性側弯症は少なく、そのほとんどが機能性側弯(体のゆがみ)を併発していると考えられます。
日常生活の様々な姿勢
以下のような姿勢が習慣になっていませんか? ↓↓
- 横向きやうつ伏せに寝転がって、本や雑誌を読む。
- 横向きに寝転がって、テレビを観る。
- 机やテーブルに頬杖(ほおづえ)をついたり、突っ伏す。
- うつ伏せで、寝る。(側弯があると、背中に凹凸ができるので、仰向けで寝るのが苦手になります。これは、うつ伏せの方が平で体が安定するためです。)
機能性側弯症を併発しないためにもこのような姿勢には気を付けましょう。
座るときの注意
- 横座り
- アヒル座り(トンビ座り)
- 足を組む
O脚の原因にもなります。
ここがポイント
目、耳、鼻、口 などの顔の各器官を使うときは真っすぐの状態で使う様にしましょう。曲がった状態で使うと、自分の平衡感覚、位置感覚がにぶくなり、自分が曲がっていることに気づき難くなります。(テレビ、PCやスマホ、食事、電話など)