綺麗な立ち姿勢を保つために

  • ☆ 病人と呼ばれる人にスラッとした姿勢を保持してにる人はいない。
  • ☆ 背筋が伸びて姿勢が良い人は年を取っていても若さを保っていて元気である。

横ず座り 例)横座りによる体が歪んだ姿勢

綺麗な立ち姿勢

綺麗な立ち姿勢とは、立ったときにアライメントが整っている姿勢のことです。そして、アライメントとは、「一列に並べる、一列に整列させる」という意味です。

アライメントが整っている姿勢というのは、生体力学的にもっとも安定していて、健康的にも美容的のも整っている状態です。

では、どこが一列に並ぶとよいのでしょうか? その基準点を以下に示します。

アライメントが整った立ち姿勢

綺麗なアライメントが整った立ち姿勢

前額面(正面)から見た場合(イラストの左側)は、

①左右の耳
②目
③肩
④股関節
⑤足首

が水平にそろいます。

矢状面(横向き)から見た場合(イラストの右側)は、

①耳の前
②肩
③股関節
④くるぶしの前

が一直線上に並びます。

中高年者によく見られる歪んだ姿勢

中高年者によく見られる歪んだ姿勢

このような姿勢を取り出したら要注意!

  • 背中がお尻より後ろに出て丸くなってしまう
  • 中心線より骨盤が前に出 ることにより、下腹が出て お尻が垂れ下がってしまう。
  • 肩、耳が中心線より前に出てしまう。

背中がお尻より後ろに出て丸くなってしまう日常生活のしぐさ

背中がお尻より後ろに出て丸くなってしまう日常生活のしぐさ

イラストのように骨盤や下腹に荷物などをひっかけて支えてしまう姿勢。

※姿勢を正さなくてはいけないのは分かっていても、どうやったら良いのか、また、何が正しい姿勢なのか、が分からないとおっしゃる患者さんがいらっしゃいます。

自分では背筋を伸ばしているつもりでも、それがかえって無理な力となり状態を悪くしている場合もあるので注意が必要です。

自己流にならないように、専門家に相談することをおすすめします。

☆ あかつき療法院では、姿勢矯正の指導もあわせて行っております。